タクティクスオウガリボーン感想 Lルート3章まで

 

スーファミの原作はプレイ済みですが、石投げレベリングしてゴリ押した記憶しかありません。それが封じられた今作は、普通にしんどいものとなっています。もう20時間以上やってるのに10分の1くらいしか進んでない・・・。

普段は攻略を見ながらゲームをするなんてことありませんが、こいつは別です。「序盤分岐のマルチルート」で「ルート毎に取り返しの付かない要素がある」ゲームを平成生まれが攻略を見ずにプレイするものか!攻略本を買おうと思ったら売ってないし!

ところが、そういった面倒臭さからは前回の移植から免れているようです。そして、それを前提とした難易度が設定されたのが今作となります。

 

原作は「ルート分岐とか色々面倒くさい」「石を投げてパワーレベリング」

移植版で「強くてニューゲーム的なものとルート内外の移動を実装」(ワールド)

更に「特定のターン数を巻き戻せる機能を実装」(チャリオット)

リボーンで「レベルを制限しチャリオットによる乱数調整を前提とした難易度を設定」

という順番です。原作は無双状態と言えなくとも、ネームドだけ育成しておけば快適だったのですよ。少なくとも今作のようにAI戦闘を回しながら対策を練る様なことはしていません。

流石に戦闘で攻略を見るのは嫌なので、自力突破です。AIに相手をさせて挙動を確認することでパーティの最適化は進みますし、まぁ、一応は原作クリアしてますから、いくらかの手札もあります。奥の手はありませんけれどね。

 

とりあえずLルート3章の途中までやっているわけですが、現状はまだ理不尽ではありません。ムズいけれど、知恵を絞ればクリア出来ます。それに全ての戦闘が難しいわけでもなく、多くはAIによる突破が可能です。

ロマサガRS(ソシャゲ)的な「AIでも突破出来るパーティ構成」を考える楽しさがあります。攻略サイトを見ていてもAIによるダンジョン周回といった文言が見られますし、そういう楽しみ方をするゲームなのでしょう。

とりあえずルートを一つクリアすることで「強くてニューゲーム」状態になります。レベル制限はその都度あるわけですが、装備によるアドバンテージは握られるようです。ゲームによってはクリアしたルートの分だけ難易度を上げるということもありますが、本作にそういった仕様はないとのこと。

そう考えますと辛いのは最初の1ルートだけでしょう。その後はササッとクリアできるんでないかな。クリアだけなら。エンディングを見るだけなら。ササッとでしょう。

 

うーん、取らぬ狸の皮算用とて、死者の宮殿はどうしましょうねぇ。この難易度だとモチベは高くないぞぉ。

 

[fin]